東京医科歯科大学医学部1975年卒。同大学脳神経外科学教室入局。
アメリカ国立保健研究所(NIH)にて脳梗塞の研究、国立横須賀病院「脳神経外科」、東京都立養育院付属病院「脳神経外科」、を経て「医療法人社団つるかめ会」を設立する。
若手臨床医のアメリカ留学制度「N Program」主宰。
小金井つるかめクリニックは2009年4月開院致しました。おかげさまで地域の皆様の信頼を少しずつ積み上げております。これも皆さま方のご支援があってのことと厚く御礼申し上げます。
さて、近年の社会情勢の変化をいくつか列挙しますと①国民の高齢化が進行。②医学知識がこれまで以上に加速度的に増大。③コンピューターの性能向上と低廉化。④各種薬剤新製品の開発。そして残念なことに⑤医療人の疲弊。こうしたことが大きく変化して来ているように思います。
われわれつるかめ会においては、⑤のことを言い訳に使おうとは思いません。しかし、一部の医療機関での不祥事のいくつかは、古き良き時代の「責任と誇り」が失われて来ているのではないかと、恐れるものであります。政治形態と同じく、医療サービスのあり方も、結局は国民の資質に相応したものになるという鉄則を、今こそ認識すべきでありましょう。当院ではそういうことのなきよう、常日頃から、しっかりとした動機づけを職員に対して行っております。また、院長や理事長などリーダーとしての最重要責務は、「やり甲斐と緊張感を持って職員が働けるようにすること」であると考えております。小金井つるかめクリニックにおいては、医療に託された国民のみなさまの期待と希望を着実に果たすよう微力を傾けて、一生懸命努力して参りたいと存じます。受診者の皆さま、どうぞご支援のほど宜しくお願い致します。