当院では呼吸器内科専門医が、気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患、慢性気管支炎などの呼吸器疾患の診療を行っております。咳や痰などの症状でお悩みの方、治療がうまくいかず困っている方はぜひご相談ください。
また、健診等の結果で「胸部レントゲン異常」と書かれると、重大な病気かと心配される方が多いようです。
もちろん一部には早急に治療を要する疾患も含まれますが、経過観察のみで済むものも多くを占めます。
「異常」を指摘された場合も思い悩まずご相談下さい。
発作的に呼吸困難が起こる病気で、喘鳴(ゼーゼー、ヒューヒューという音)が特徴です。特に就寝時に症状が悪化します
主に喫煙が原因で進行する、気道の狭窄を伴う病状です。体動時の呼吸困難感が主な症状です。
細菌やウイルス、真菌などが原因で肺の組織が炎症を起こす疾患です。
日本人の癌による死因のトップです。レントゲンでは指摘困難な早期腺癌が高精度CTで見つかることがよくあります。早期発見が治療の鍵です。
マイコバクテリウム・チューバーキュローシスによる感染症で、世界中では減っていますが日本ではまだ発生しています。肺以外にも影響を及ぼすことがあります。
結核ではありませんが、結核の治療に用いられる薬が効きます。
肺の間質部分に炎症や線維化が生じる疾患で、進行すると在宅酸素療法が必要になります。また肺癌が発生しやすいと言われています。
肺の空気の袋(肺胞)が破壊されて呼吸困難になる状態です。喫煙の影響が大きい疾患です。
心不全や悪性疾患、または肺の炎症によって胸腔内に液体が溜まる状態です。呼吸困難感や胸痛を伴います。
継続する咳、咳による痰の増加、呼吸困難など、多くの呼吸器疾患の共通症状です。
これらの疾患は、早期発見、早期治療が非常に重要です。定期的な健康診断や、上記の症状が見られる場合には速やかに医療機関を受診することを推奨します。また、禁煙の助言や生活習慣の改善にも力を入れています。どのような小さな症状でも、気軽にご相談ください。
当院では喫煙者の方に対する禁煙治療を行っております。
禁煙治療は2006年4月からある一定の条件を満たすと保険治療が可能となりました。
これは喫煙を単なる習慣や嗜好と考えるのではなく、ニコチン依存症という病気としてとらえ、必要な治療を行うという考え方です。
自己流で禁煙をできないのは意志が弱いからではなく、『ニコチン依存症』という薬物依存だからなのです。
禁煙に自力で取り組んだ場合の成功率は10%程度ですが、治療による禁煙成功率は70~80%となっています。
禁煙したいと思っている方はお気軽にお問い合わせください。
以下の条件の全てを満たした場合にのみ、保険適応になります。条件を満たさない場合には、自費診療となりますのでご了承ください。
上記に該当しない外来患者さんの場合は自費診療となります。
タバコ依存症スクリーニングテスト(TDS)
5点以上の場合、「ニコチン依存症」と診断されます。(はい1点/いいえ0点)
禁煙外来のページはこちらにてご確認ください。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは、眠っている間に呼吸が止まる病気です。
医学的には、10秒以上の気流停止(気道の空気の流れが止まった状態)を無呼吸とし、無呼吸が7時間の睡眠中に30回以上、もしくは1時間あたりに5回以上あれば、睡眠時無呼吸と診断されます。
家族や友人から、寝ているときに息が止まっている、いびきがひどいと指摘された事はありませんか?朝目覚めて頭が痛い、日中に眠気がある、肥満気味な方はいませんか?
下記のチェックリストで合計点数が11点以上の場合、睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。
無呼吸チェックリスト
各項目のうち、0点から3点で自分にあてはまるものを採点してください。指標は下記になります。 0点…決して眠くならない、1点… まれに眠くなる、2点 時々眠くなる、3点 眠くなることが多い。
・座って読書をしている時
・テレビを見ている時
・人がたくさんいるところで何もしていない時(映画館、会議等)
・車に乗せてもらっている時
・午後横になって休息している時
・座って誰かと話している時
・昼食後静かに座っている時
・運転中、渋滞や信号待ちで止まっている時
睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合には、お気軽に当科をご受診ください。
ご自宅で行える簡易検査(アプノモニター:チェスト(株)の商品名)で睡眠時無呼吸症候群についてチェックすることができます。
睡眠時無呼吸外来のページはこちらにてご確認ください。
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時間帯 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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午前 | 田中 | 田中 | 小川(ゆ)(1・3) 田中(2)10:30終了 山田(4) |
田中 | 山田 |
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午後 | 田中 | 福岡 | 田中 | 下田 (16:30受付終了) |
田中 |
卒業大学 | 東京大学医学部 |
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主な経歴 | 1988年 三井記念病院 外科研修医 1992年 三井記念病院 呼吸器センター外科医員 1994年 聖路加国際病院 胸部外科医員 1998年 東京大学医学部附属病院 呼吸器外科助手 2003年 茅ヶ崎市立病院 呼吸器外科部長 2010年 JR東京総合病院 呼吸器外科部長 |
専門領域 | 日本胸部外科認定医 日本呼吸器内視鏡学会指導医 呼吸器外科専門医 日本外科学会指導医 |
卒業大学 | 2006年 日本医科大学卒 |
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主な経歴 | 2006年 日本医科大学武蔵小杉病院 内科 2010年 鶴見大学歯科部附属病院 内科 2011年 杏林大学医科部附属病院 第一内科 2017年 杏林大学医科部附属病院 第一内科 助教 |
専門領域 | 内科一般(内科認定医 総合内科専門医) 呼吸器内科(日本呼吸器学会専門医) |
卒業大学 | 杏林大学医学部卒 |
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主な経歴 | 杏林大学医学部付属病院 呼吸器内科・感染症科 |
専門領域 | 日本内科学会内科認定医 |
卒業大学 | 杏林大学卒 |
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主な経歴 | 杏林大学附属病院 初期研修 杏林大学附属病院呼吸器内科・結核予防会複十字病院呼吸器センター 後期研修 杏林大学附属病院呼吸器内科 医員 結核予防会複十字病院呼吸器センター 医員 |
専門領域 | 呼吸器 専門医 総合内科 専門医 日本感染症学会 専門医 |
卒業大学 | 千葉大学 2002年卒 |
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主な経歴 | JR東京総合病院 |
専門領域 | 日本呼吸器学会 呼吸器専門医・指導医 日本内科学会総合内科専門医 日本呼吸器内視鏡学会 気管支鏡専門医 |